臺灣博碩士論文加值系統

『心』在夏目漱石的作品中，和「吾輩是貓」同樣的，屬於廣為社會大眾所喜愛及閱讀的作品之一，有關『心』作品方面，已經有許多的論文對其加以研究，對於本書所含「K為何選擇了死？」「先生為何會自殺？」等等，並無定論。在本論中除了討論老師及K先生之間的關係及「靜」與「我」的性格之外，以討論「老師與Ｋ的自殺的理由」為主要目的。

無

目次
まえがき ････････････････････････････････････････････････････････････････1
序 章 ･･･････････････････････････････････････････････････････････････････3
第一章 孤 独 －『こゝろ』の背景 －
第一節 漱石の孤独 ･･･････････････････････････････････5
第二節 『こゝろ』の時代設定 ･･････････････････････10
第三節 先生と｢私｣の出会い ･･････････････････････15
第二章 恋 愛 － 静への愛 －
第一節 静の形象････････････････････････････････････････22
第二節 静と先生 ･････････････････････････････････････28
第三章 嫉 妬 － 先生とＫ－
第一節 Ｋの形象････････････････････････････････････････32
第二節 Ｋの恋･･･････････････････････････････････････････39
第三節 先生の嫉妬･････････････････････････････････････47
第四章 自 殺
第一節 Ｋと宗教････････････････････････････････････････54
第二節 Ｋの自決････････････････････････････････････････61
第三節 「明治の精神」と先生･････････････････････････70
終 章 結 論 ･･････････････････････････････････････････････････････76
あとがき･･･････････････････････････････････････････････････････････････82
参考文献･･･････････････････････････････････････････････････････････････85

参考文献
. 重松泰雄著 『Ｋの意味－その変貌をめぐって』「国文学」 学燈社 1981年
. 水川隆夫著 『漱石「こゝろ」の謎』 彩流社 1989年
. 武蔵野次郎著 『物語と史跡をたずねて』成美堂1996年
. 相原和邦著 『漱石文学』 塙書房 1980年
. 平岡敏夫編『夏目漱石研究資料集成』2巻﹑5巻 日本図書センタ－ 1991年
. 板垣直子著 『漱石文学の背景』 日本図書センタ－ 1984年
. 小泉浩一郎著『漱石「心」の根底』「文学・語学」 第五三号
有精堂昭和 1969年
. 森田草平著 『夏目漱石』 日本図書センタ－ 1992年
. 越智治雄著 『漱石私論』 角川書店 1971年
. 小林一郎著 『夏目漱石の研究』 至文堂 1988年
. 江藤淳著 『夏目漱石』 日本図書センタ－ 1993年
. 坂本浩著 『夏目漱石-作品の深層世界-』 明治書院 1979年
. 桶谷秀昭著 『夏目漱石論』 河出書房新社1972年
. 土居健郎著 『漱石の心的世界』 至文堂 1969年
. 岩上順一著 『漱石入門』 中央公論社 1959年
. 平岡敏夫著 『「こゝろ」の漱石』『漱石序説』 塙書房
. 瀬沼茂樹著 『夏目漱石 近代日本の思想家』東京大学出版会1962年
. 遠藤祐著 『こころ』「夏目漱石必携」 学燈社 1967年
. 宮沢正順著 『夏目漱石と仏教-特に他力浄土門との関係-』日本仏教研究会1977年
. 真宗新辞典編纂会『真宗新辞典』 法蔵館 1982年
. 中島国彦 『仏教と漱石』江藤淳編「朝日小事典 夏目漱石」朝日新聞社1777年
. 安藤州一 『清沢先生信仰坐談』 無我山房1904年
. 浩洞編 『真宗聖典』 無我山房1910年
. 寺田健『お嬢さんの“笑い”－漱石「こゝろ」の一視点』「日本文学」1980年7月号
. 石原千秋著『目差としての他者－「こゝろ」論－』「東横国文学」17 1985年
. 荒正人著 『評伝夏目漱石』 実業之日本社 1960年
. 秋山公男著 『「こゝろ」の死倫理－我執との相関－』『国語と国文学』1982年2月号
. 三浦泰正著 『漱石の「こゝろ」における』『日本文学』1964年5月号
. 山田輝彦著『「こゝろ」注釈上の問題･諸説集成』『国文学』学燈社1981年
. 平岡敏夫著 『「こゝろ」-「明治の精神」を中心に-』『漱石研究』有精堂1987年
. 牧野陽子著 『いざないの空間-｢心｣と｢彼岸過迄｣-』 有斐閣 1982年
. 小森陽一著 『「こゝろ」を生成する「心臓」』『成城国文学』1 1985年３月号
. 石崎等著 『こゝろ』「国文学」 学燈社 1969年 4月号
. 三木清著 『人生論ノート』 創元社 1947年