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臺灣博碩士論文加值系統

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研究生:後藤晃
研究生(外文):Akira Goto
論文名稱:日本語指示詞についての事例研究-LARPatSCUの初級学習者における縦断的調査を中心に-
論文名稱(外文):A research on Japanese demonstrative pronoun:a long term observation on SCU beginner in LARP
指導教授:許夏珮許夏珮引用關係
學位類別:碩士
校院名稱:東吳大學
系所名稱:日本語文學系
學門:人文學門
學類:外國語文學類
論文種類:學術論文
論文出版年:2007
畢業學年度:95
論文頁數:134
中文關鍵詞:日本語 指示詞 習得 縱斷研究
外文關鍵詞:LARP
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關於日語的習得研究之歷史可追溯到一九九○年代,而截至目前為止其研究對象多以在日本的日語學習者為大宗。但本研究是以在海外學習日語的日語學習者為研究對象,針對台灣東吳大學日本語文學系的在學學生來實施調查。
首先,關於施測對象的背景資料,是由二○○四年三月開始參加“LARP at SCU”的三十二名學生當中,隨機抽取六個樣本作為本研究之施測樣本。並收集為期約一年半的會話及作文資料進行分析,藉此探求六個施測樣本所呈現出的日語指示詞之使用傾向及其特徵。
其次,關於日語指示詞的使用上,主要可從兩個面向來分析:一為現場指示,一為文脈指示。研究發現,現場指示相關的資料所判讀出來結果為,依據狀況的不同,施測樣本能明確地對指示詞進行區分,也因此可以確認日語的現場指示之習得是十分成熟的。
但在文脈指示方面,施測樣本在初期階段能使用尚未學習到的文脈指示詞,但原本應使用?系指示詞的地方,卻出現了使用成?系指示詞的誤用,並且在本研究的調查期間內並未發現此項誤用的修正。這項結果顯示,對施測樣本來說,?系指示詞的習得說是相當困難的。
而針對現場指示詞和文脈指示詞兩者之共通點來看,台灣籍施測者和日本籍施測者的場合中,施測樣本的指示詞使用數量及種類皆可觀察出相當令人玩味的結果。再者,從作文資料來看,?系指示詞的誤用可能是來自於尚未學習到其用法的緣故。因此,筆者假設施測樣本並非由日語的文法規則去區別日語指示詞,而是以其中文母語為依據去做使用上的區分。
最後,對上述假說之驗證的結果顯示,施測樣本在使用日語指示詞上,有極高的可能是受到其中文母語的干擾。因此,從施測樣本所觀察到的種種現象來看,本研究的結論是在教授日語指示詞的早期階段,建議要將其文脈指示的機能獨立成一個項目來指導會比較適當。
Serious research into Japanese Language Learning can be traced to the 1990’s. The focus of this research has primarily been on students in Japan studying Japanese as a second language. This paper, however, aims to focus on Japanese as second language-learners overseas, using students from the Japanese Literature department of Soochow University, Taipei, Taiwan as the research pool.

First, a sample of six students was randomly chosen from the pool of thirty-two students, who participated in “LARP at SCU” beginning in March, 2004. Then an analysis was conducted based on the collection of conversation and Japanese composition data from a period of one and half years. From the analysis of these six samples, the author is able to analyze the characteristics of the usage of Japanese Shijigo.

Second, the Japanese Shijigo can be analyzed from two aspects: 現場指示 and 文脈指示. The results of this research indicate that the sample students displayed concise usage of Shijigo according to various situations; therefore, we can conclude that the study of現場指示 is quite mature.

In文脈指示, although the sample students were able to use 文脈指示詞 in the beginning stage, they tend to misuse "A"系指示詞 for "So"系指示詞. In addition, during the research period, there was no correction of such misuse in the language pattern of the sample students. Such phenomena indicate the difficulty of "A"系指示詞 for overseas Japanese language learners.
From a pool of both native Taiwanese and native Japanese language speakers, the author is able to observe interesting results reflected from the usage frequency and the categories of Shijigo. In addition, literature review affirms the misuse of "A"系指示詞 is the result of yet-to-be-learned situations. Therefore, the author's hypothesis is based on the sample student's mother tongue's (Chinese) grammar categories rather than on the Japanese ones.

The hypothesis has proven that the effectiveness of Japanese language learning is highly correlated with the mother tongue of the learners. Therefore, this paper concludes with recommendations for teachers to isolate Shijigo as an independent teaching item during the early Japanese learning stage for more effective results.
目次
第一章 序論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
1.1 研究動機・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
1.2 研究目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
1.3 本研究の構成・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
1.4 日本語指示詞と中国語指示詞の対応・・・・・・・・5

第二章 指示詞について・・・・・・・・・・・・・・・・7
2.1 語学研究の観点から・・・・・・・・・・・・・・・7
2.1.1 佐久間(1951)・三上(1955)・・・・・・・・・7
2.1.2 高橋(1956)・阪田(1971)・・・・・・・・・10
2.1.3 久野(1973)・・・・・・・・・・・・・・・・12
2.1.4 堀口(1978)・正保(1981)・・・・・・・・・13
2.1.5 田中(1981)・・・・・・・・・・・・・・・・15
2.2 習得研究の観点から・・・・・・・・・・・・・・17
2.2.1 第一言語における指示詞の発達過程に関する研究・・・17
2.2.2 第二言語における指示詞の発達過程に関する研究・・・19
2.3 日本語の指示詞と中国語の指示詞の対照研究・・・25
2.4 先行研究における問題点と本研究における指示詞の捉え方・・・28

第三章 指示詞習得の調査・・・・・・・・・・・・・・・32
3.1 調査課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
3.2 研究方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
3.2.1 調査対象・・・・・・・・・・・・・・・・・34
3.2.2 資料の収集方法・・・・・・・・・・・・・・35
3.2.3 調査資料・・・・・・・・・・・・・・・・・35
3.3 分析方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37

第四章 分析と結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・39
4.1 データ分析・・・・・・・・・・・・・・・・・・39
4.1.1 被験者1の言語環境・・・・・・・・・・・・40
4.1.1.1 被験者1における発話の指示詞使用の傾向・・・40
4.1.1.2 被験者1における作文の指示詞使用の傾向・・・43
4.1.2 被験者2の言語環境・・・・・・・・・・・・45
4.1.2.1 被験者2における発話の指示詞使用の傾向・・・46
4.1.2.2 被験者2における作文の指示詞使用の傾向・・・49
4.1.3 被験者3の言語環境・・・・・・・・・・・・51
4.1.3.1 被験者3における発話の指示詞使用の傾向・・・52
4.1.3.2 被験者3における作文の指示詞使用の傾向・・・54
4.1.4 被験者4の言語環境・・・・・・・・・・・・56
4.1.4.1 被験者4における発話の指示詞使用の傾向・・・57
4.1.4.2 被験者4における作文の指示詞使用の傾向・・・58
4.1.5 被験者5の言語環境・・・・・・・・・・・・61
4.1.5.1 被験者5における発話の指示詞使用の傾向・・・62
4.1.5.2 被験者5における作文の指示詞使用の実数・・・65
4.1.6 被験者6の言語環境・・・・・・・・・・・・69
4.1.6.1 被験者6における発話の指示詞使用の傾向・・・69
4.1.6.2 被験者6における作文の指示詞使用の傾向・・・73
4.2 結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75
4.2.1 発話における領域1の特徴・・・・・・・・・75
4.2.2 発話における領域2・3・4・5の特徴・・・・・81
4.2.3 作文における指示詞の特徴・・・・・・・・・85
4.3 まとめと問題提起・・・・・・・・・・・・・・・86

第五章 考察・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・88
5.1 考察方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・88
5.2 発話データ・・・・・・・・・・・・・・・・・・90
5.2.1 被験者1の発話・・・・・・・・・・・・・・90
5.2.2 被験者2の発話・・・・・・・・・・・・・・92
5.2.3 被験者3の発話・・・・・・・・・・・・・・95
5.2.4 被験者5の発話・・・・・・・・・・・・・・97
5.2.5 被験者6の発話・・・・・・・・・・・・・・100
5.3 作文データ・・・・・・・・・・・・・・・・・・105
5.3.1 被験者1の作文・・・・・・・・・・・・・・106
5.3.2 被験者2の作文・・・・・・・・・・・・・・107
5.3.3 被験者3の作文・・・・・・・・・・・・・・109
5.3.4 被験者4の作文・・・・・・・・・・・・・・109
5.3.5 被験者5の作文・・・・・・・・・・・・・・110
5.3.6 被験者6の作文・・・・・・・・・・・・・・112

第六章 結論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・113
6.1 課題1に対する総括・・・・・・・・・・・・・・113
6.2 課題2に対する総括・・・・・・・・・・・・・・115
6.3 課題3に対する総括・・・・・・・・・・・・・・117
6.4 今後の課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・117

参考文献・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・119



表の目次
【表1】本研究における指示詞表現形式・・・・・・・・・6
【表2】正保(1981:75)融合型と対立型における分類・・15
【表3】田中(1981:41-42)における指示詞分類・・・・16
【表4】斉藤・久慈(1982、1983、1984)における指示詞の発達過程研究・・・18
【表5】酒井(1987)・上垣(1997)・安(1999)による指示詞習得に関する研究・・・21
【表6】迫田(1993、1996、1997)による
指示詞の習得研究・・・24
【表7】石井(1998:119より)による中日指示詞の
対応原則・・・27
【表8】作文テーマ・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
【表9】被験者の言語環境項目・・・・・・・・・・・・・39
【表10】被験者1の言語環境・・・・・・・・・・・・・40
【表11】被験者1における領域1の指示詞と使用実数・・41
【表12】被験者1における発話の領域2・3・4・5の指示詞と使用実数・・・42
【表13】被験者1における発話の指示詞使用の内訳・・・43
【表14】被験者1における作文の領域2・3・4・5の指示詞と使用実数・・・44
【表15】被験者1における作文の指示詞使用の内訳・・・45
【表16】被験者2の言語環境・・・・・・・・・・・・・45
【表17】被験者2における領域1の指示詞と使用実数・・46
【表18】被験者2における発話の領域2・3・4・5の指示詞と使用実数・・・48
【表19】被験者2における発話の指示詞使用の内訳・・・48
【表20】被験者2における作文の領域2・3・4・5の指示詞と使用実数・・・50
【表21】被験者2における作文の指示詞使用の内訳・・・51
【表22】被験者3の言語環境・・・・・・・・・・・・・51
【表23】被験者3における領域1の指示詞と使用実数・・52
【表24】被験者3における発話の領域2・3・4・5の指示詞と使用実数・・・53
【表25】被験者3における発話の指示詞使用の内訳・・・54
【表26】被験者3における作文の領域2・3・4・5の指示詞と使用実数・・・55
【表27】被験者3における作文の指示詞使用の内訳・・・56
【表28】被験者4の言語環境・・・・・・・・・・・・・56
【表29】被験者4における領域1の指示詞と使用実数・・57
【表30】被験者4における発話の領域2・3・4・5の指示詞と使用実数・・・58
【表31】被験者4における発話の指示詞使用の内訳・・・58
【表32】被験者4における作文の領域2・3・4・5の指示詞と使用実数・・60
【表33】被験者4における作文の指示詞使用の内訳・・・61
【表34】被験者5の言語環境・・・・・・・・・・・・・61
【表35】被験者5における領域1の指示詞と使用実数・・63
【表36】被験者5における発話の領域2・3・4・5の指示詞と使用実数・・・64
【表37】被験者5における発話の指示詞使用の内訳・・・65

【表38】被験者5における作文の領域2・3・4・5の指示詞の使用実数・・・67
【表39】被験者5における作文の指示詞使用の内訳・・・68
【表40】被験者6の言語環境・・・・・・・・・・・・・69
【表41】被験者6における領域1の指示詞と使用実数・・70
【表42】被験者6における発話の領域2・3・4・5の指示詞と使用実数・・・72
【表43】被験者6における発話の指示詞使用の内訳・・・73
【表44】被験者6における作文の領域2・3・4・5の指示詞と使用実数・・・74
【表45】被験者6における作文の指示詞使用の内訳・・・75
【表46】領域1における指示詞の使用形態数・・・・・・81
【表47】領域2・3・4・5における指示詞の使用形態数・・84
【表48】作文における指示詞の使用数と形態数・・・・・85



図の目次
【図1】佐久間の「なわばり」説・・・・・・・・・・・・8
【図2】三上のコ・ソ・アの指示関係・・・・・・・・・・10
【図3】正保(1981:75)融合型と対立型・・・・・・・・15
【図4】ダイクシスと照応を統合した分析のための枠組・・30
参考文献
安 龍洙 (2001)「韓・中日本語学習者の指示詞の使用に関する一考察–コ系・ソ系・ア系のすべてが使用可能な場合–」『文化』65-1・2(東北大学文学会)p.78-98
安 龍洙 (2002)「韓・中日本語学習者の非現場指示の使い分けに関する研究–複数使用可能な指示詞のソ系とア系を中心に–」『日本語教育論集』18(国立国語研究所)p.1-16
石井 誠(1998)「日中対照指示詞の研究」『国文学解釈と鑑賞』63–1 p.112-121至文堂
上野田鶴子・正保勇・田中望・菱沼透・日向茂男(1984)「日本語と外国との照応現象に関する対照研究」『研究報告書』5〈国立国語研究所79〉p.119-275国立国語研究所
上垣康与(1997)「日本語学習者の指示詞使用-文脈指示のコ・ソ・アの選択-」『九大留学センター紀要』p.27–40
木村英樹(1986)「「その時計」と「この時計」『中国語』319 p.32大修館書店
木村英樹(1997)「中国指示詞の「遠近」対立について-「コソア」との対照を兼ねて-」『日本語と中国語の対照研究論文集(上)』p.181-211くろしお出版
金水 敏・田窪行則(1990)「談話管理理論からみた日本語の指示詞」『認知科学の発展』3 p.85-115 講談社
金水 敏・田窪行則(1992)『日本語研究資料集[第1期第7巻]指示詞』 ひつじ書房
久慈洋子・斉藤来こずゑ(1984)「幼児の文脈指示理解能力について」『日本心理学会第48回大会発表論文集』p.451日本心理学会第48回大会準備委員会
久野 暲(1973)『日本文法研究』 大修館書店
黒田成幸(1979)「(コ)・ソ・アについて」『林栄一教授還暦記念論文集』 くろしお出版(金水敏・田窪行則 編(1992)に再録)
阪田雪子(1971)「指示詞『コ・ソ・ア』の機能について」『東京外国語大学論集』21 (金水敏・田窪行則 編(1992)に再録)
佐久間鼎(1983)『現代日本語の表現と語法 復刊』 くろしお出版
迫田久美子(1993)「話し言葉におけるコ・ソ・アの中間言語研究」『日本語教育』81 日本語教育学会
迫田久美子(1996)「指示詞コ・ソ・アに関する中間言語の形成過程—対話調査による縦断的研究に基づいてー」『日本語教育』89 日本語教育学会
迫田久美子(1997)「中国語話者における指示詞コ・ソ・アの言語転移」『広島大学日本語教育学科紀要』7 広島大学教育
学部日本語教育学科
迫田久美子(1998)『中間言語研究: 日本語学習者による指示詞コ・ソ・アの習得』 渓水社
迫田久美子(2002)『日本語教育に生かす第二言語習得研究』アルク
迫田久美子(2001)母語の習得と外国語の習得: 子供が母語を覚えるのと大人が外国語を習うのは違う.野田尚志・迫田久美子・渋谷勝己・小林典子『日本語学習者の文法習得』11章,大修館書店p.195-212
正保 勇(1981)「コソアの体系.」『日本語の指示詞』 国立国語研究所
田中 望(1981)「コソアをめぐる諸問題」『日本語教育指導参考書8 日本語の指示詞』 国立国語研究所
田中 望(1983)「日本語教育と談話の研究」『日本語教育指導参考書110 談話の研究と教育I』 国立国語
研究所
長友和彦(1998)「第二言語としての日本語の習得研究」『児童心理学の進歩1998年版』 金子書房
長友和彦(1993)「日本語の中間研究−概観−」『日本語教育』81 日本語教育学会
堀口和吉(1978)「指示詞の表現性」『日本語・日本文学』8 大阪外国語大学(金水敏・田窪行則 編(1992)に再録)
堀口和吉(1990)「指示詞コ・ソ・アの表現」『日本語学』9 明治書院
三上 章 (1972)『現代語法新説 復刊』 くろしお出版
望月八十吉(1968)「中国語の指示詞」『中国語』177p.1–6中国語学研究会
森塚千絵 (2002)日本語指示詞の習得に関する事例研究: 自然習得から教室学習へ移行したロシア語母語話者を対象に. 『第二言語としての日本語の自然習得の可能性と限界』平成12〜13年度科学研究費補助金萌芽的研究 研究成果報告書(課題番号 1287043)p.115-129
森塚千絵 (2003)日本語の指示詞コソアとその習得研究の概観. 『第二言語習得・教育の研究最前線: 2003年版』言語文化と日本語教育 2003年11月増刊特集号(日本言語文化学研究会)p.51-76
森田良行(1995)『日本語の視点』p.104-113創拓社
吉田集而(1980)「指示詞に見られる空間分割類型とその普遍性」『国立民族学博物館研究報告』5-4p.833-950 国立民族学博物館
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